バールのこじ開けはどうやって対処する？！
今年に入ってから石川県で空き巣の被害がかなり増加していることを、みんさんご存知でしょうか？
石川県警察の調べによると、令和6年中の侵入窃盗被害のうち、空き巣の被害が１４４件報告されており、1ヶ月に１２件のペースになります。
しかし、令和7年10月時点で、空き巣の被害が９０件報告されており、寒い時期が近づくにつれ被害が徐々に拡大する可能性があります。
今回はそんな急激に増加する空き巣被害の中でも、よく用いられる手段の一つ、「バールのこじ開け」に関して、ご紹介したいと思います。
鍵の付け方や見せ方によっては、未然に防ぐことができる犯行手口となっています。
犯行手口の詳細と対応策を知ることで、空き巣の被害から大切な家を守りましょう！
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＜目次＞
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１. 増加するバールのこじ開け
防犯対策が普及し、防犯機器の性能も向上してきていますが、未だに空き巣の被害は全国で多く起こっています。
その中でもかなり手荒な手法ではありますが、多くの侵入に使われているのが「バールのこじ開け」です。
「バールのこじ開け」は、鍵と扉の隙間に金属製のバールを差し込み、無理やりこじ開ける手法です。
この手法は、防犯対策の基準である「ツーロック」をしていても、両方の鍵をバールで壊し、侵入することができてしまいます。
２. バールのこじ開けの対応策
バールのこじ開けは、防犯対策の基本である「ツーロック」をしていても、破られてしまうケースがあります。では、どうすればバールを使った侵入をより確実に防ぐことができるのでしょうか？
効果的な対策としておすすめなのは、こじ開けに強い仕掛け付きの鍵を採用することです。
犯人は「できるだけ短時間で扉を開けたい」と考えているため、突破に時間がかかる仕組みがあるだけで反抗を諦めるケースが多くなります。
そのため、次のような対策が有効です。
◻︎面付補助錠（めんつけほじょじょう）
面付補助錠とは、ドアノブやレバーハンドルと鍵穴が別になっている鍵で、外側からは鍵で開閉し、内側はサムターンを回して開閉するタイプの鍵になっています。
また、この面付補助錠はバールによるこじ開け対策になるだけでなく、サムターン回しやピッキングにも対応できる汎用性の高い鍵です。
◻︎こじ開け防止プレート
こじ開け防止プレートは、ドアとドア枠の隙間を埋めることで、バールのこじ開けを防止するものになっています。
無理やりバールを入れようとしても、鍵部分を壊すことができないので、被害を防ぐことができます。
◻︎センサーライトや防犯カメラを設置し、「見られている家」にする
侵入を試みる前に、ライトが点いたりカメラがあることに気づくと、多くの犯人は犯行を諦めます。「この家は防犯意識が高い」と印象づけることで、心理的に近づきにくくする効果があります。
◻︎家の周囲を定期的チェックする
ポストや玄関周りに不審なシールや落書き（マーキング）がないかを確認し、見つけたらすぐに消しましょう。犯人による下見や目印を防ぐことができます。
このような特殊な器具を設置したり、定期的な確認を行うことで、犯行にかかる時間を大幅に延ばし、侵入を断念させることができます。
３. オススメの「こじ開け」防止商品
ここでは、「バールのこじ開け」に最適な商品をご紹介します！
今回は、美和ロックから販売されている面付本締錠『ND3F/ND3R』を紹介します。
『ND3F/ND3R』は耐久性に優れた、面付補助錠となっており、以下の点が一般ご家庭にもメリットの大きい特徴となっています。
- ◎ 強固な構造でこじ開けに強い
「ND3F／ND3R」は、ドアの内側から外側へ“かんぬき”をしっかり差し込む構造になっており、ドアと枠をがっちり固定。バールなどでこじ開けようとしても力が分散し、簡単には開かない仕組みになっています。 - ◎ 後付けできて既存のドアに対応
既存のドアに穴を大きく開ける必要がなく、「面付タイプ」なのでドアの表面に取り付けられます。今ある鍵に“もうひとつ鍵を追加する”形で取り付けできるため、賃貸やマンションでも導入しやすいのが特徴です。 - ◎ 外から開けにくく、中からはスムーズに操作できる設定
室内側のツマミ（サムターン）は、子どもや高齢の方でも簡単に操作できる一方、外からは工具などで開けにくい構造になっています。防犯性を保ちながら、使いやすさにも配慮された安心設計です。 - ◎ デザイン・カラー展開も豊富
シルバー・ブロンズ・ゴールドなどのカラーバリエーションがあり、玄関の雰囲気を損なわず自然に設置できます。
特に、外からバールを差し込まれても、ドアと錠の接合部分が変形しにくい構造になっており、侵入に時間がかかるため、空き巣が犯行を諦めやすくなります。
製品詳細は以下のページに記載されていますので、ぜひ確認してみてください！！
面付本締錠『ND3F/ND3R』
4. まとめ
バールを使ったこじ開けは、短時間で行われる危険な手口ですが、面付本締錠 ND3F/ND3Rのような強固な補助錠を設置することで、侵入のリスクを大幅に減らせます。もし、導入に関するご質問やデモンストレーションのご要望などございましたら、是非、マスターキーへお申し付けください。
