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【電気錠+入退室管理システム】で、会社の防犯性を高めよう!

 

いまの時代、情報漏えいの発生を防止するために、企業がセキュリティの強化に取り組むことは当たり前になっています。お客さまや取引先、会社の機密情報や社員の個人情報など、大切な情報資産を守るためには、空間のセキュリティ強化が重要です。

そこで役立つのが、『電気錠+入退室管理システム』です。では、電気錠とは一体何か、入退室管理システムとどんな関係があるのか、お話ししたいと思います。

 

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<目次>

1. 会社に潜む、ヒヤリハット

2. 電気錠とは

3. 入退室管理システムとは

4. おすすめの商品3選をご紹介!

(1)自動施錠型テンキーカードロック『TK5LTシリーズ』

(2)マジカルテンキーユニットMIWA TKU-003

(3)電池式ハンズフリー電動サムターンユニット 『DTRSⅢsmart』

(4)電池式電動サムターンユニット 『PiACKⅢsmart』

5. まとめ

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 1. 会社に潜む、ヒヤリハット

会社の鍵を管理している皆さんは、こんな「ヒヤッとした」経験はありませんか。

「帰宅途中だけど、会社の鍵をかけたか心配になってきた。」

「鍵が見つからない。落としてしまったのかもしれない。」

「鍵のかけ忘れがあり、誰か侵入したかもしれない。」

など。

会社の鍵を取りまくヒヤリハットは、部外者の不法侵入や情報の流失を招いたり、会社の資産を盗まれたり、といった恐ろしい犯罪につながりかねません。
このような事態を招かないためにも、鍵を適切に管理する習慣をつけておくことや、万が一の時に備えて対策を講じておくと安心です。

 

 

 

2. 電気錠とは

電気錠は、主に制御・操作・錠前本体の3つで構成されており、電気の力で錠前の解錠・施錠を行います。電気錠の多くは、扉の内部に配線を引いて設置されます。
電気錠の大きなメリットは、防犯性能の高さです。一般的な差し込むタイプの鍵と比較すると、例えばカードキーや暗証番号といった方法で鍵の施錠・解錠をする電気錠は、鍵を持ち歩く必要がないので、落としたり紛失したり、鍵の複製を取られるという心配が軽減されます。続いては、入退出管理システム付きの電気錠について、紹介していきます。

 

 

 

3. 入退室管理システムとは

 

入退室管理システムは、建物への人の入退室を管理することができるシステムです。カードキーや暗証番号などを使用することで、人の出入りを制御して、部外者による建物への不法侵入を防ぎ、盗難などの犯罪を未然に防ぎます。入退室管理システムは電気錠と連携して、アダプタやカードリーダを扉に取り付けるなどして、人の出入管理を実現します。オフィスやビル、病院、工場、学校、役場などで、よく利用されています。では、一体どんな商品があるのか、商品の特徴も含めてご紹介していきます。

 

 

 

4. おすすめの商品3選をご紹介!

(1)自動施錠型テンキーカードロック『TK5LTシリーズ』

 

【 製品の特徴 】
マルチ認証方式を採用しており、カード、テンキー(暗証番号)、メカニカルキーの3通りで施解錠が可能です。室内から出る時は常時レバーハンドルの操作のみで解錠でき、退出後はダブルスローラッチ方式の自動施錠が作動するため、多くの人が出入りするオフィスや学校の通用口、病院の出入り口などに最適です。

※アンチパクニック機能とは
電気錠を使用している場合、通常は電気の力で錠の開閉を行っているため、停電などで電気が供給されないと閉じ込めが発生する恐れがあります。そのような事態を防ぐために開発されたのが、アンチパクニックという機能です。アンチパクニック機能が備わった錠では、たとえ電源から電気を使用できない場合でも、ドアの内側にあるレバーハンドルを回すだけで解錠することができます。

 

【 主な機能 】

・各種IDフォーマットに対応
MIWAオリジナルフォーマットのFKLカードキーまたは、シリンダーに対応したキー一体型のFLキーヘッドで解錠することができます。カードは最大で1000IDまで登録が可能です。また、別途有償の設定カードを使用することで、お客様がお使いの上記以外のFeliCaまたはMIFAREカード(指定領域カード)も利用できます。設定カードに関しては事前にお問い合わせください。

 

・防犯性に優れたテンキー
横からだと暗証番号の表示が見えにくい『のぞき見防止機能』や、先に表示されるフェイクの数字を消去してから暗証番号を入力する『フェイクPIN機能(PAT)』が備わっています。

 

・TK5LT用 管理PCソフト SFMT-JU01
管理PCソフトSFMT-JU01のオプションと連携することで、簡易入室管理システムを利用することができます。USBメモリを使用して管理PCとTK5LTのデータ転送を行い、TK5LT内の履歴データを管理PC上で閲覧することができます。
※運用には管理PCソフト「SFMTーJU01 ver.2.0.0以降」が必要です。

 

USBで複数のユニット設定が簡単に
室内ユニットに内蔵されているUSBスロットに市販のUSBメモリを挿し込こむことで、登録情報の書き出し・読み込みを行うことができます。室内ユニットを複数の出入り口に設定しており、同じ解錠設定を行いたい場合はこれで簡単に設定できます。

 

 

 

(2)マジカルテンキーユニットMIWA TKU-003

 

【 製品の特徴 】
屋内や専有部への設置に適したカバーなしのTKU-003.D型と、屋外や共用部への設置に適したカバー付のTKU-003.DCV型の2種類があります。暗証番号は2桁~12桁の9種まで登録が可能です。万一、他人に暗証番号を知られてしまっても、簡単にその番号を無効にして新しい番号を登録できます。操作器のテンキーには、強化ガラス製(硬度9H以上)の静電容量式タッチパネルを採用。傷に強く、高い耐久性を備えています。従来品に比べ、テンキー表示が大きくなったことや、日の当たる屋外でもLEDの輝度調整機能を使用することで、視認性を高めています。

※本機は旧モデル(TKU-002) シリーズと互換性がありますので、旧モデル故障時など、操作器のみ、または制御器のみの交換も可能です。しかし、操作器と制御器の組み合わせには条件がありますので、気になる方は弊社までお問い合わせください。

 

【 主な機能 】

・暗証番号の盗み見防止に有効!
暗証番号を入力するたびに、パネル上に表示される数字の位置が変わる【マジカル表示機能】と、数字の配列も変わる【ランダム表示機能】があり、使いやすく防犯性を兼ね備えたテンキーです。パネル上の入力位置が常に変わるにで、どこか特定の場所だけが変色・摩耗することはありません。

 

・電気錠・自動ドア・シャッターなどを一まとめに制御!
操作機で正しい暗証番号を入力すると照合結果を接点出力しますので、電気錠・自動ドア・シャッターなどを一まとめに制御することができます。接点出力時間は5通りの設定ができます。
※上記の仕様には別途、無電圧aまたはb接点で制御できる制御盤が必要です。

 

・高い防水性能を備え、屋外でも安心!
操作器は、本体に防水コネクタを採用し、IPX5(防噴流形)の防水性能を備えています。倉庫や門扉など、激しい風雨にさらされる場所でも設置できます。
※カバー付のTKU-003.DCV型が適しています。

 

 

 

(3)電池式ハンズフリー電動サムターンユニット 『DTRSⅢsmart』

 

【 製品の特徴 】

Raccess(※1)によるハンズフリーとノンタッチと、スマートフォン専用アプリ(※2)による施解錠操作ができる住宅玄関用電池式スマートロックです。1ロック/2ロック仕様のどちらでもドア加工および配線工事が不要で、既存の玄関ドアがレバーハンドルまたはプッシュプルハンドルでも後付けすることができます。共用エントランスシステムとの連動も可能なので賃貸マンションなどにおすすめです。

 

※1、VERSAⅡ Access Controller (制御器)/Raccess(ラクセス)シリーズを利用することで、共用エントランスをハンズフリーで解錠することができます。

詳しくはこちらをご確認ください。

※2、スマートロック用の機器設定・ワイヤレスリモートシステムアプリ『MIWA Support』を使用することで、機器設定、施解錠操作、機器のアップデートなどを行うことができます。

詳しくはこちらをご確認ください。

 

【 主な機能 】

・防犯性、利便性を考慮した機能

【施錠復帰機能】(2ロック仕様のみ)

キーまたはサムターンで一方の電気錠を解錠した場合、20秒以上にもう一方の電気錠を解錠しないと自動的に施錠に戻る機能が備わっており、ピッキングやサムターン回し対策にも有効です。

【施錠追従機能】(2ロック仕様のみ)

キーまたはサムターンで上部の電気錠を施錠すると下部の電気錠も同時に施錠します。片方の電気錠の施錠忘れを防ぐことができます。上部に手の届かない小さなお子様が誤って下部の電気錠を施錠してしまったときは、閉じ込めとならないために上部は自動で施錠されない仕様です。

 

・自動施錠に対応

IDキーで解錠後、扉を開けて再び閉めると自動で施錠します。また、解錠後は扉を開けないで20秒経過すると自動で施錠します。IDキーを持たずに室外へ出てしまったときの閉め出し防止のため、サムターンおよびメカニカルキーによる解錠時は自動施錠しません。

 

・電池切れ防止アラーム機能を搭載

電池は単三形アルカリ電池を使用しています。電池寿命は施錠+解錠を1回として1日10回操作した場合で約1年使用することができます。ロック本体またはRaccessキーの電池残量が少なくなった場合は音とLEDで警告します。

 

 

(4)電池式電動サムターンユニット 『PiACKⅢsmart』

 

【 製品の特徴 】
カードとテンキー、2つの認証方式とスマートフォン専用アプリ(※1MIWA Support)で扉を施解錠できる電池式スマートロックです。1ロック/2ロック仕様のどちらでもドア加工および配線工事が不要で、新築から賃貸まで幅広く取り付けることができます。共用エントランスシステムとの連動することで共用エントランスのオートロックも、住戸玄関と同じMIFARE PlusカードまたはFKLカードで解錠が可能です。

※1、スマートロック用の機器設定・ワイヤレスリモートシステムアプリ『MIWA Support』を使用することで、機器設定、施解錠操作、機器のアップデートなどを行うことができます。
詳しくはこちらをご確認ください。

 

【 主な機能 】

・様々な空錠ハンドルタイプに取り付けできます

2ロック仕様では、上下のユニット間をBLE(Bluetooth Low Energy)によって無線化しています。1ロック/2ロック仕様のどちらでも任意の空錠ハンドルタイプ(レバー、プレート、バー)と組み合わせることができます。

 

・2種類の認証モード付き

【OR認証モード】

カードまたはテンキー(暗証番号)のいずれかで施解錠できます。暗証番号登録時では起動ボタンを押すだけで施錠することができます。

【AND認証モード】

カードとテンキー(暗証番号)両方で施解錠できます。2つの認証を組み合わせた、防犯性の高い認証モードです。(AND認証モードでは簡単施錠機能は使用できません)

 

・お好きなID媒体で施解錠できます

MIWAオリジナルフォーマットのMIFARE Plusカード、FKLカードキー、シリンダーに対応したキー一体型のFLキーヘッド、スマートフォン専用アプリ(MIWA Support)を使用して解錠することができます。

 

・防犯性の高い機能

ドアの室内側はスイッチ式防犯サムターンを採用していますので、サムターン回し対策も万全です。また、テンキーには横からだと暗証番号の表示が見えにくい『のぞき見防止機能』や、先に表示されるフェイクの数字を消去してから暗証番号を入力する『フェイクPIN機能(PAT)』が備わっています。

 

 

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?
『電気錠』と『入退出管理システム付きの電気錠』それぞれについて紹介しましたが、実際に導入する際は、運用の目的や規模、設置する環境、費用など、さまざまなことを考慮して決める必要があります。マスターキーでは、お客様のお困りごとを把握し、機能だけでなく安全性や利便性、デザインも意識して、最適な商品をご提案させていただきます。
興味を持ってくださった方は、お気軽にご相談ください。

鍵のこと、防犯対策に関することなら、マスターキーまで。