ゴールデンウィーク明けは要注意!空き巣対策のポイント
楽しい大型連休も終わり、いつもの生活が戻ってくるこの時期。実は、空き巣被害が増加しやすいタイミングでもあることはご存知でしょうか?旅行や帰省などで長期間留守にしていた家は、空き巣にとって下見をする絶好のチャンスです。さらに、連休明けは気の緩みや疲れから、防犯意識が低下しがちです。今回は、ゴールデンウィーク明けに、特に注意すべき防犯のポイントと、今日からすぐに実践できる対策をご紹介します。
<目次>
1.なぜGW明けが狙われやすいのか?
長期の休み明けは、どうしても気が緩みがちになります。空き巣は、そうした心の隙を見逃しません。特に不在にしていた家は、想像以上にマークされている可能性があります。こうした背景から、GW明けに注意すべきポイントを見ていきましょう。
▲ 長期不在中に目をつけらる
郵便物が溜まっていたり、夜になっても明かりが点いていなかったりする場合は、「留守の家」であるというサインを空き巣に知らせることになります。
▲ 防犯意識が低下し、隙が生まれやすい
連休明けのバタバタとした忙しさから、つい戸締まりの確認を怠ったり、鍵をかけ忘れたりといった油断が生じやすくなります。
▲ 防犯設備が旧式のまま放置されている
古いタイプのシリンダー錠や防犯対策が十分でない窓まわりなどは、空き巣にとって格好の侵入口となります。
2.空き巣に狙われやすい家の特徴
「うちは大丈夫」と思っていませんか?空き巣は、侵入のしやすさを第一に考えます。ちょっとした油断が、狙われる理由になることもあります。以下のような特徴のある住宅は注意が必要です。
◉ ポストに郵便物が溜まっている
◉ 死角が多く、周囲から玄関や窓が見えにくい
◉ 夜でも照明がつかない、人がいる気配がない
3.今すぐできる!防犯対策4選
「防犯対策をしたいけれど、何から始めればいいかわからない…」という方でもすぐに始められる、身近な防犯対策をいくつかご紹介します。
Point1.補助錠を追加して「二重ロック」にする
物理的な防犯対策としておすすめなのが、補助錠の設置です。特に玄関と窓には、面付本締錠(例:ND3F/ND3Rなど)のような後付けが可能な製品を取り付けることで、空き巣が侵入するまでの時間を稼ぐことができます。
Point2.防犯カメラ・センサーライトを活用する
防犯カメラの存在は、犯罪者にとって大きな抑止力となります。録画機能付きカメラや、動きを感知して自動で点灯するセンサーライトも有効です。
Point3.郵便物・不在連絡票の管理を徹底する
長期不在が続く場合は、郵便物の配達を一時的に停止したり、家族・信頼できる知人に回収を頼むなど、郵便ポストに郵便物が放置されないように気をつけましょう。留守にしている気配を減らすことが大切です。
Point4.家族で「防犯ルール」を確認する
帰宅時間がバラバラな家族がいる場合でも、日頃から防犯意識を共有しておくことで鍵のかけ忘れや無施錠を防ぐことができます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか? ゴールデンウィーク明けは、連休の疲れから防犯意識が緩みやすい時期です。しかし、ちょっとした工夫と意識の変化で、住まいの安全性はぐっと高めることができます。今回ご紹介した対策を参考に、ぜひご家庭の防犯対策を見直してみてください。「まさか自分の家が…」と後悔する前に、できることから対策を始めてみましょう。